これほど規制が強化されても、なぜ大黒を目指す人の波は途切れないのか。背景には、世界的なJDMブームの拡大と、SNSのアルゴリズムが存在する。
InstagramやTikTok、YouTubeには日々「Daikoku PA」のハッシュタグとともに短尺動画が投稿され、世界中に拡散されている。さらに、円安傾向が定着したことで外国人旅行者にとって日本への渡航ハードルが下がり、「東京の夜のナイトライフ体験」として大黒PA訪問がパッケージ化されているのだ。最近では、都心から大黒PAまでを往復する未許可の「闇ガイドツアー」やハイヤー配車サービスまで横行しており、ビジネス化された過熱感が問題の解決をより複雑にしている。