羽賀研二という存在を語る上で、日本の芸能史に刻まれたふたつの大きな出来事は避けて通れない。ひとつは、1990年代半ばに日本中を巻き込んだ梅宮アンナとの熱愛報道である。連日のようにメディアを賑わせ、連名での写真集出版や会見など、当時の芸能ニュースの主役であり続けた。当時の連日の熱狂を覚えている読者も多いだろう。
もうひとつは、声優としてその圧倒的な表現力を示したディズニーの映画『アラジン』での主人公アラジン役だ。軽妙でいて哀愁を帯びた声の演技は、現在でもアニメファンや映画ファンから「ハマリ役」として高く評価されている。芸能界の第一線で放っていたあの強烈なオーラと天性の才能は、一連の事件によって表舞台から遠ざかった今なお、ノスタルジーとともに人々の記憶に強く残っている。