2026年3月、ついにその時が訪れる。NTTドコモが発表した3G回線の停波に伴い、ガラケー時代の象徴であったiモードが完全にサービスを終了する。長年にわたり生活を支えてきたインフラの幕引きは、長年愛用してきたユーザーに深い感慨を与え、SNS上では早すぎる別れを惜しむ声が後を絶たない。
ピーク時には数千万人規模の加入者を抱え、社会現象とまで呼ばれたこのサービスも、スマートフォンの急速な台頭によって徐々にその姿を変えていった。しかし、サービス終了という現実は、過去のノスタルジーを呼び起こすだけにとどまらない。今日私たちがスマートフォンで日常的に行っている月額課金、ニュース配信、ゲームアプリ、そして絵文字の送受信といったあらゆる体験の「原初のかたち」がここにあったという事実を、あらためて浮き彫りにしている。