「塩顔とどう違うのか?」という疑問は絶えない。塩顔がシャープな目元や涼しげな輪郭、徹底的な引き算の美学を特徴とするならば、マヨネーズ顔はそこに「柔らかさ」と「温かみ」をひとさじ加えたものだ。直線的な鋭さよりも、少し丸みを帯びた優しさがあり、どことなく甘い雰囲気を醸し出す。
一方で、濃くハッキリした目鼻立ちを誇るソース顔とも一線を画す。ソース顔のような主張の強さはない。しかし、塩顔ほどの無機質さもなく、肌の質感や表情のニュアンスによって豊潤な色香を漂わせる。言い換えるなら、「親しみやすいのにどこか妖艶」。この相反する要素の同居こそが、塩顔やソース顔にはない決定的な強みなのだ。