国際医療福祉大学における和田氏の研究活動は、国内の枠組みを超えたグローバルな視点に基づいている。世界保健機関(WHO)などの国際機関や海外の研究機関と連携し、最新の疫学データや各国の公衆衛生政策の比較分析を継続的に発表している。
国境を越えた人の移動が日常化した現代社会において、一国の水際対策だけに頼るリスク管理には限界がある。国際基準の感染対策を国内の産業構造や医療提供体制に適合させ、実効性のある運用へと落とし込む。国際的な知見と現場の泥臭い実務を結びつける研究姿勢は、学術界にとどまらず産業界からも高く評価されている。