アスパラガスの先端部分には、抗酸化作用や毛細血管を丈夫にする働きで知られる穂先の代表的な栄養成分「ルチン」が茎の何倍も高濃度に含まれています。さらに、新陳代謝を促すアスパラギン酸や葉酸、ビタミンC・Eも豊富です。
これらの豊富な栄養を無駄にせず美味しく食べるには、正しいアスパラのハカマの下処理が欠かせません。
【栄養と食感を両立する下処理手順】
① 根元の硬い部分を切り落とす:根元から1〜2cmほどを切り落とし、下から3分の1程度の硬い皮をピーラーで薄く剥きます。
② ハカマの処理:茎についている三角形のハカマは、口当たりを良くするためにピーラーの刃先や包丁の角で軽く削ぎ落とします。ただし、穂先のすぐ下にある柔らかいハカマは無理に取る必要はありません。
③ 茹で時間の工夫:ビタミンやルチンは水溶性で熱に弱いため、たっぷりのお湯で長時間茹でるのは禁物です。フライパンに少量の水を入れて蓋をする「蒸し焼き」や、電子レンジ調理、あるいはグリル調理を選ぶと栄養の流出を最小限に抑えられます。