「津波の心配なし」即答の裏側!気象庁の判定基準と最新メカニズム

「津波の心配なし」即答の裏側!気象庁の判定基準と最新メカニズム

「津波の心配なし」即答の裏側!気象庁の判定基準と最新メカニズムに関する深掘り解説を分かりやすく解説いたします。

地震が起きた際、最初に分析されるのが「震源要素」と呼ばれる物理的な数値群だ。具体的には、震源の緯度・経度(位置)、そして震源の深さである。海水面を押し上げるような巨大な地殻変動が起きるには、震源が海域にあり、なおかつプレート境界付近の浅い場所で発生することが必須条件となる。

仮にマグニチュード(M)が7クラスの大規模な地震であっても、震源が地下100キロを超えるような深発地震であった場合、地表や海底に届く断層運動の影響はきわめて小さくなる。また、内陸部の断層運動であれば、海底を垂直方向に変位させるエネルギーが直接海流に伝わらない。気象庁は観測ネットワークから送られてくる初期P波・S波のデータを即座に解析し、震源の位置と深さを弾き出すことで、物理的に津波が発生し得ない状況を即座に特定しているのだ。

池田 達也
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池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。