事件への関心は、捜査機関の壁を超えてインターネット上へも拡大している。匿名掲示板やSNSでは、当時のボランティア参加者や近隣住人の行動パターンを独自の時系列で検証する動きが活発化。「未解決事件考察」のコミュニティにおいては、過去の類似事件との共通点や、犯行に使用されたと推測されるルートの現地調査レポートが相次いで投下されている。
もっとも、ネット上の噂や推測の中には根拠の乏しい誹謗中傷が含まれるリスクも否めない。しかし、市民による情報提供が新たな目撃者を引き出す触媒となっている側面も確かだ。熱を帯びる考察の渦中において、真実と虚構を見極める目線がこれまで以上に求められている。