従来のウエイトトレーニングでは、筋肉の繊維を物理的に引っ張って微細な損傷を与える「メカニカルストレス」が成長のトリガーとされてきた。しかし、器具を一切使わない自重トレーニングを用いたスロー法では、筋肉内に代謝産物(乳酸など)を大量に溜め込む「化学的環境の変化」がトリガーとなる。
スクワットや腕立て伏せをゆっくり行うだけで、ターゲットとなる筋肉には逃げ場のない強烈な刺激が加わる。高価なマシンを買う必要も、ジムへの往復時間を費やす必要もない。自分の体重と畳一枚分のスペースさえあれば、プロのアスリートレベルに迫る強度の刺激を狙った部位へ的確に打ち込むことが可能なのだ。