この強烈なフレーズの源流をたどると、日本の新進気鋭のインディーゲーム開発ユニット「チラズアート(Chilla's Art)」が手掛けたサバイバルホラー作品に突き当たる。特にPCゲームプラットフォーム「Steam」で爆発的なヒットを記録した『夜勤事件(The Convenience Store)』や『閉店事件(The Closing Shift)』といったタイトルは、私たちの身近にある日常を一瞬で底知れぬ恐怖へと変貌させる傑作として知られている。
チラズアートが描く世界観は、VHSテープのノイズが走るレトロな質感と、あまりにもリアルな日本の店舗風景が特徴だ。深夜のコンビニや喫茶店での単調な業務中に潜む不穏な気配。プレイヤーは主人公であるアルバイト店員となり、怪奇現象や執拗に迫る不審者の影に怯えながらシフトをこなさなければならない。このリアルな職業体験とジワジワ迫る恐怖の相乗効果こそが、名言誕生の土壌となった。