SNSや動画共有サイト上では「昔の冠番組がフルで無料公開されている」といった非公式リンクを見かけることがありますが、ここには重大な落とし穴と誤解が存在します。
ネット上の違法アップロードとセキュリティリスク
違法に転載された動画の視聴は、クリエイターや所属タレントの正当な権利を侵害するだけでなく、悪質なフィッシングサイトへの誘導やマルウェア感染のリスクを孕んでいます。公式な再生数としてカウントされないため、タレントの将来的な番組起用やDVD・Blu-ray化、公式アーカイブ化の可能性を狭めてしまうという本末転倒な結果を招きます。
なぜ『セクチャン』など初期の冠番組は常時配信されないのか?
多くのファンが抱く「なぜ過去の神番組が定額サブスクで一挙配信されないのか」という疑問の背景には、放送当時の音楽著作権およびタレント肖像権の二次利用契約が存在します。2010年代前半のCS・地上波番組は、将来的なSVOD(定額動画配信)を前提とした権利処理が行われていないケースが多く、劇中で使用されたBGMやタイアップ楽曲の再許諾手続きに莫大なコストと期間を要するためです。現在はBlu-ray BOX化や記念特番での再編集放送といった形での再許諾が現実的なアプローチとなっています。