『君の名は。』の公開から時が流れた2026年現在、本作に出演したキャスト陣はどのような足跡を辿っているのでしょうか。それぞれの現在地を追うと、当時のキャスティングの先見の明に改めて驚かされます。
上白石萌音は、NHK連続テレビ小説のヒロインをはじめ、舞台『千と千尋の神隠し』のロンドン公演で主演を務め、世界的な喝采を浴びるなど、日本を代表するトップ女優・歌手としての地位を不動のものにしました。神木隆之介もまた、数々の映画・ドラマで主演を重ね、2026年のNHK連続テレビ小説『らんまん』や映画『ゴジラ-1.0』での熱演を経て、国民的俳優としてのキャリアを確固たるものにしています。
テッシー役の成田凌は、当時まだ俳優デビュー間もない時期でしたが、その後日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど主演級俳優へと急成長を遂げました。また、祖母・一葉役を務め、2019年に惜しまれつつ世を去った名女優・市原悦子さんの遺した名演は、今なお色褪せることなく、後世のアニメーション界に燦然と輝く財産となっています。