「自分好みのイラストを自作したいけれど、絵心がまったくない」と悩む方でも、いくつかの法則さえ押さえれば味のあるイラストを短時間で仕上げることが可能です。
プロの現場でも用いられる、脱力感とおしゃれさを両立させる簡単な描き方の基本ステップを整理しました。
- 輪郭は完璧な左右対称を目指さない: 定規で引いたような直線や均一な円ではなく、少し歪んだフリーハンドの線を意識します。少し丸みを帯びた下膨れのフェイスラインを描くと、一気に愛嬌が生まれます。
- 目鼻立ちのパーツは「下寄り・離し気味」に配置する: 顔の中心線よりもやや低めの位置に、点のような目と小さな鼻を配置します。目と目の間隔をあえて少し広げることで、幼さと無垢なニュアンスを演出できます。
- ヘアスタイルは大きな面で捉える: 髪の毛を一本一本細かく描くのではなく、ヘルメットをかぶせるような感覚で大まかなシルエット(丸みのあるボブや無造作なお団子ヘア)を描きます。後れ毛を2〜3本だけ細い線で足すのがおしゃれに見せるポイントです。
- 配色は3色以内に抑え、彩度を下げる: 原色を避け、グレーがかったベージュ、スモーキーピンク、セージグリーンなどのくすみカラーを選定します。ベースカラー・メインカラー・アクセントカラーの比率を「70:25:5」に設定すると全体の調和が取れます。
タブレット端末やスマートフォンの無料ペイントアプリ(アイビスペイントなど)の「手ブレ補正」機能をあえて弱めに設定し、ラフな筆致を残すことが、機械的でない温かみを引き出す秘訣です。