一見単純に見える手順だが、現場では予期せぬトラブルが多発している。最も頻発するトラブルが、構成プロファイルのインストール重複や、古い構成プロファイルの残存だ。
旧端末からクイックスタートで設定を丸ごとコピーした場合、新端末内に「古いプロファイル情報」が半端な状態で残ることがある。この状態で新しい構成プロファイルを上書きインストールしようとすると、iOS側で証明書のエラーが発生し、接続が拒否される。
この回避策として有効なのが、プロファイルをダウンロードする前に、「設定」>「一般」>「VPNとデバイス管理」を確認することだ。不要なプロファイルが残っている場合は一度削除し、端末を再起動した上で、最新の構成プロファイルを再発行・インストールするのが最も確実な手順である。
また、dアカウントのネットワーク暗証番号(4桁の数字)を失念しているケースも多い。Wi-Fi環境下で設定を進める場合、セキュリティ保護の観点からネットワーク暗証番号の入力が求められる場面がある。作業を開始する前に、契約時の暗証番号を再確認しておくべきだ。