港を後にして一歩城下町へ足を踏み入れると、そこには味わい深い歴史の世界が広がっている。この地を治めたキリシタン大名・大友宗麟は、ポルトガルとの貿易を通じて海外の先端文化やキリスト教を積極的に受け入れた。彼が礎を築いた臼杵城跡を中心に広がる武家屋敷や石畳の街並みは、歴史観光を楽しみたい旅人にとって必見のエリアだ。
落ち着いた佇まいの石畳通りや漆喰の白い土塀が続く街並みを歩けば、まるで時代の波を遡ったかのような心地よい錯覚に包まれる。現在では、地元の観光・旅行業関係者が主導となり、スマホで楽しめる多言語音声ガイドや体験型イベントの整備を進めており、歴史ファンはもちろん初めて訪れる人でも深い魅力を体感できる工夫が凝らされている。