風間杜夫さんのもうひとつの大きな顔が、落語家としての高座です。もともとは1997年の舞台『滝の白糸』で落語家役を演じたことがきっかけでしたが、役作りのために柳家小三治師匠をはじめとする落語界の名人たちから手ほどきを受けるうちに、落語本来の奥深さに魅了されました。
単なる「俳優の余技」にとどまらず、現在では『風間杜夫 ひとり会』などの独演会を全国各地で定期開催しています。『古典落語』の難易度の高い演目を鮮やかな話芸と表現力で披露し、落語ファンやプロの噺家からも「役者ならではの豊かな情景描写と登場人物の演じ分けが見事」「本職顔負けの話術と色気がある」と極めて高い評判を得ています。寄席の歴史に新たな風を吹き込んだ表現者としての挑戦は、今や彼の代名詞のひとつです。