Q1:なぜ「お友達内閣」と揶揄されたのですか?
A1:安倍首相と個人的に親交が深く、保守的なイデオロギーや政策的志向を共有する同世代の議員(塩崎恭久氏、菅義偉氏、世耕弘成氏など)を官邸や重要閣僚に集中的に抜擢したためです。党内各派閥の長老への配慮や官僚組織との調整役が不足し、批判やトラブルが起きた際に政権全体を防御する防波堤が機能しませんでした。
Q2:初代女性防衛相となった小池百合子氏の辞任の真相は何ですか?
A2:久間章生防衛相の原爆投下失言に伴う辞任を受け登板した小池百合子氏でしたが、情報漏洩問題への対応を巡って守屋武昌事務次官の更迭を強行しようとしました。この人事案を巡り、官邸の塩崎官房長官や自民党幹部と激しく対立したため、参院選後の改造内閣のタイミングでわずか在任54日で退任する結果となりました。
Q3:第1次安倍改造内閣はなぜ短命に終わったのですか?
A3:参院選惨敗を受けて2007年8月末に発足した改造内閣は、与謝野馨氏を官房長官に据えるなどベテラン中心の実務型布陣に刷新されました。しかし、新任の遠藤武彦農水相が就任からわずか8日で政治資金問題により辞任し、辞任ドミノの悪夢を払拭できませんでした。さらに安倍首相自身の持病(潰瘍性大腸炎)が悪化して体力の限界に達し、発足から約1ヶ月で総辞職に至りました。