事故発生直後、二次災害の危険性を排除するため、現場に隣接する主要幹線道路である外堀通りおよび八重洲通り周辺で大規模な緊急交通規制が敷かれました。東京駅八重洲口前の車線が一部封鎖され、都営バスや高速バスの発着場所の変更、タクシープールの入場制限など、交通網に広範囲の影響が生じました。
現場周辺のリアルタイムな混乱は、地上だけでなく地下街にまで波及しました。東京駅八重洲地下街(ヤエチカ)と地上を結ぶ一部の出入口が閉鎖され、周辺オフィスビルの通勤客や買い物客の迂回誘導が行われました。警視庁と消防は、高層部に残された不安定な資材や足場の落下リスクを慎重に調査し、安全確認が完了するまで厳重な立ち入り規制線を維持しました。
幸いにも、現場を囲う防護フェンスや養生ネットが一定の役割を果たしたことで、落下した鉄骨そのものが敷地外の公道へ飛び出す事態は免れましたが、日常的に数十万人が往来する東京駅前での規制は数日間にわたり周辺の物流や歩行者動線に大きな影響を与えました。