清水寺周辺の観光では、清水坂や産寧坂での「食べ歩きグルメ(みたらし団子、八ッ橋シュークリーム、湯葉チーズ棒など)」も人気を集めています。しかし、現場の取材調査からは、食べ歩きだけで昼食を済ませようとした観光客の多くが後悔を抱えている実態が浮き彫りになっています。
近年、京都市内では観光マナーの観点から「歩きながらの飲食」に対する規制や呼びかけが強化されており、多くの店舗で購入場所の指定やイートインスペースでの飲食が求められます。また、石畳の坂道や階段を歩き回る清水寺観光は、足腰に想像以上の負荷がかかります。混雑した店先で立ったまま軽食をつまむだけでは十分な体力回復ができず、午後の観光で疲労困憊してしまうケースが少なくありません。
編集部が実施した現場ヒアリング調査でも、「落ち着いた店内で温かいお茶と出汁の効いた和食を座って食べたことで、後半の観光を存分に楽しめた」という声が圧倒的多数を占めています。食べ歩きはあくまで午後の散策中のおやつとして位置づけ、昼食はしっかりと着席して足を休められる店舗を確保することが、京都散策の満足度を最大化する絶対条件です。