一連の出来事は、K-POP業界および韓国エンターテインメント産業全体の構造改革を強く促すこととなった。かつては「自己責任」として片付けられがちだったメンタル面の不調に対し、プロダクション側が組織的に対処する体制づくりが本格化していった。
主要事務所では練習生時代からのメンタルカウンセリング導入が義務化され、過密日程の調整や休養期間の確保が契約条項に盛り込まれるようになった。さらに、メンタルヘルスケア専門の医療機関と連携した24時間サポート体制の構築など、アーティストを守る保護網は着実に強化されている。ポータルサイトにおける芸能ニュースのコメント欄廃止も、こうした改革のうねりから生まれた直接的な変化だ。