リオデジャネイロのエスタディオ・ド・マラカナンで行われた決勝戦は、ドイツとリオネル・メッシ率いるアルゼンチンによる緊迫の攻防戦となりました。
90分間で決着がつかず迎えた延長後半8分、途中出場のマリオ・ゲッツェがアンドレ・シュールレの左クロスを胸でトラップし、左足のボレーでゴールネットを揺らします。これが決勝点となり、ドイツが1-0で勝利。西ドイツ時代以来24年ぶり、東西統一後としては初となる世界一の座に就きました。大会MVP(ゴールデンボール)を受賞しながらも、トロフィーを呆然と見つめるメッシの姿は世界中のファンの胸を締め付けました。
また、今大会では数々のスーパープレーが誕生しました。コロンビアのハメス・ロドリゲスがウルグアイ戦で見せた胸トラップからの反転ダイレクトボレー(大会最優秀ゴール)や、オランダ代表ロビン・ファン・ペルシーがスペイン戦で見せた「空飛ぶオランダ人」と称されたダイビングヘッドなど、2014年大会は個の技術と戦術が高度に融合した数々のハイライトを残しました。