巨匠である外祖父の功績にとどまらず、彼女の両親の経歴もまた家柄の凄まじさを物語る。父親は大手広告企業の高幹部としてグローバルなビジネスの第一線で実績を上げたビジネスマンだ。一方の母親は音楽大学で声楽を専攻したピアニストであり、家庭内には常に上質な音楽と文化の香りが漂っていた。
厳格さと自由な感性をあわせ持つ家庭環境の下で育ったイ・ミンジョン。成均館大学校で演劇映画学を専攻した選択も、幼少期から育まれた表現への探求心と深く結びついている。恵まれた環境に甘んじることなく、劇場での泥臭い舞台出演からキャリアを切り拓いた芯の強さも印象的だ。