デジタル印刷の収益性を象徴するのが競馬新聞プリントサービスだ。週末の競馬場周辺や駅前の店舗では、競馬専門紙の出力需要が爆発的に高まる。馬柱(うまばしら)の細かいデータや調教タイムをフルカラーで鮮明に印刷できるため、競馬ファンにとって欠かせない武器となっている。
こうした専門紙や地方紙、業界紙の流通を支えている立役者がeプリントサービスである。全国のコンビニ端末をネットワーク化し、数百種類を超えるマイナー紙や専門情報誌のデータを一元管理。店頭の在庫切れという概念を完全に抹消した。地元の郷土紙を都心部で購入する、あるいは特定のスポーツ専門紙の限定号を手に入れるといった柔軟なコンテンツ獲得が日常となった。