北海道の屋外スポーツ施設における最大の課題が、積雪期における運用の制限です。円山陸上競技場 冬季利用に関しては、本州の競技場とは全く異なる運用ルールが敷かれています。
毎年11月中旬から翌年4月中旬にかけて、積雪と凍結防止のため全天候型トラックおよび天然芝フィールドは完全閉鎖となります。冬季の除雪は行われないため、トラックを走ることは物理的に不可能です。
しかし、冬期であっても施設周辺は完全に沈黙するわけではありません。円山公園一帯は「歩くスキー(クロスカントリースキー)」の常設コースとして圧雪整備され、競技場外周や公園内のアップダウンを活用したクロスカントリートレーニングの拠点となります。また、走力を維持したいランナーは、同市内の「北ガスアリーナ札幌46(札幌市中央体育館)」の屋内ランニングコースや「つどーむ」の全天候型ランニングトラックへ拠点をシフトするのが札幌のアスリートにとっての定番スタイルです。