木俣達彦氏が現在に至るまでオールドファンから熱烈に愛され続けている理由は、単なる数字の凄さだけではありません。SNSや野球コミュニティに寄せられる生の声には、木俣氏の人柄や当時の熱気を象徴する声が溢れています。
「子どもの頃、ナゴヤ球場(中日スタジアム)で見た木俣さんのマサカリ打法は本当に豪快だった。あのオープンスタンスからスタンドに放り込む姿は今でも目に焼き付いている」(60代・男性ファン)
「星野仙一さんとのバッテリーはまさに喧嘩腰の真剣勝負。星野さんが首を振っても強気でサインを出し続けた木俣さんだからこそ、あの黄金時代が作れたと思う」(70代・中日ファン)
「CBCの解説でもいつも穏やかで、ドラゴンズ愛が溢れていた。記録のために現役を続けずスパッと後輩に道を譲ったエピソードを知って、ますますファンになった」(50代・野球ファン)
現場を知るファンや記者たちの証言を総合すると、木俣氏の真の魅力は「泥臭い捕手というポジションに華を持たせ、チームのために身を捧げたプロフェッショナリズム」にあります。派手なパフォーマンスの裏側にあった妥協のないコンディショニングと、痛みを表に出さない強靭な精神力こそが、時代を超えて人々を惹きつける源泉となっています。