破局会見からわずか数カ月後の1985年4月、松田聖子さんは映画『カリブ・愛のシンフォニー』で共演した俳優の神田正輝さんとの婚約を発表し、同年6月に挙式を行いました。この電撃結婚は「世紀の結婚(聖輝の結婚)」と称され、日本中に空前のセンセーションを巻き起こしました。
破局から電撃婚に至るあまりのスピード感に、当時は世間から様々な憶測が飛び交いました。しかし、この迅速な身の処し方こそが、傷心に沈むことなく自らの意思で人生の舵を切り直す「松田聖子という表現者の凄み」であったと、現代のカルチャー批評では再評価されています。
一方の郷ひろみさんも、その後自らの道を歩み出し、1987年に女優の二谷友里恵さんと結婚しました(後に離婚)。披露宴の模様はテレビ中継され、高視聴率を記録するなど、昭和から平成へと移り変わる時代の中で、双方がそれぞれの伴侶とともに新たな家庭とキャリアを築いていきました。