巻き髪をオーダーする際、最も比較対象になりやすいのが韓国発祥祥の「ヨシンモリ(女神ヘア)」です。どちらも華やかさを引き出すスタイルですが、その構造と目指すシルエットには明確な違いが存在します。
ヨシンモリの最大の特徴は、「大きなS字を描く面(面構成)のウェーブ」と、くびれによる重心のコントロールにあります。顔まわりに大きな外巻きのカーブを作り、毛先に向かって流れるような統一感のあるラインを描くため、落ち着いた大人っぽさやアンニュイな色気を醸し出すのが得意です。
対して名古屋巻きの神髄は、「内巻き(フォワード)と外巻き(リバース)のミックスが生み出す立体的な束感」です。髪全体にランダムな動きと空気感が生まれ、どの角度から見てもボリューミーでリッチな印象を与えます。平面的に見えがちな日本人の骨格を立体的に補正し、ゴージャスで自信に満ちた表情を引き出す点において、名古屋巻きは今なお無類の強さを誇ります。