ここで、具体的な数字を確認しよう。定期預金 100万円 利息という検索意図に応えるため、2026年時点の金利水準で簡易試算を行う。
ネット銀行の1年物0.8%で100万円を預けた場合、税引前の利息は8,000円。ここから所得税と復興特別所得税、住民税を合わせた約20.315%が源泉徴収されるため、実際に受け取れる金額は約6,375円となる。メガバンクの0.1%であれば税引後は約797円だ。金利差は7倍以上あるが、得られる利息の絶対額は1万円に満たない。これが定期預金の現実である。
さらに見落とせないのが、インフレによる実質価値の目減りだ。2026年の消費者物価指数は前年比2%前後で推移しており、0.8%の定期預金では、実質金利はマイナス1.2%となる。つまり、100万円は1年後に金利分だけ増えても、購買力では約98万8,000円相当に落ち込んでいる計算になる。元本保証という絶対的な安心感の裏で、資産は確実に目減りしている。この事実は、定期預金だけに資産を置くことのリスクとして、強く認識しておく必要がある。