安定したクオリティでミステリーファンを唸らせ続けているのが、テレビ朝日のドラマ枠だ。特に伝統の「木曜ドラマ」枠では、息をもつかせぬ展開が連続する本格サスペンスドラマがスタンバイしている。警察組織の暗部と未解決事件の謎が交錯するプロットは、第1話の冒頭から視聴者を物語の深淵へと引きずり込む。
日本のテレビドラマが得意とする緻密な伏線回収と、映画顔負けのダークな映像美。単なる犯人捜しにとどまらず、罪を犯した人間の哀切な動機にまで踏み込む脚本は、サスペンス愛好家からも熱烈な支持を集めるに違いない。木曜の夜に突きつけられる緊迫感は、一度味わえば病みつきになるはずだ。