駅北口に降り立つと、かつての雑多な商店街の影は影を潜め、巨大な重機のクレーンが空を仰いでいる。長年議論が重ねられてきた「伊勢原駅北口第一地区第一種市街地再開発事業」が本格化し、街の骨格そのものが根底から覆されようとしているのだ。
老朽化した建物の解体が進む現場からは、都市機能の集約に向けた力強い鼓動が聞こえる。バリアフリー化された最新のバスロータリーや歩行者デッキの建設が急ピッチで進み、来訪者の動線は劇的に変わりつつある。かつて週末の観光シーズンに頻発していた駅前の交通渋滞は解消に向かい、スマートな都市へと生まれ変わりつつある。