水深70Mから完形の縄文土器が?琵琶湖・葛籠尾崎湖底遺跡の謎

水深70Mから完形の縄文土器が?琵琶湖・葛籠尾崎湖底遺跡の謎

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この異例の遺跡にいち早く光を当てたのが、地理学者であり水中遺跡探査のパイオニアとしても知られる小江慶雄だ。昭和初期、彼はいち早く湖底遺物の重要性に着目し、漁師たちからの聞き取りや現物の収集を丹念に進めた。当時としては先進的な音響探査や潜水調査の基礎を築いた彼の情熱がなければ、この遺跡の価値が正当に評価されることはなかったかもしれない。

小江の足跡は、日本の文化財保護の歴史そのものでもある。湖底という過酷な現場で、手探りのアプローチを重ねた彼の執念。それが現在へと続く科学的な学術調査の礎となった。

井上 凛
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井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。