日本の農林水産物・食品の輸出額が拡大を続ける中、日本貿易振興機構(JETRO)も米菓製造業の輸出ポテンシャルに大きな期待を寄せている。JETROの農林水産・食品部門の専門家は、「寿司やラーメンに続く日本の食体験として、米を原料としたスナック菓子の海外需要は極めて高い。特に柿の種は、アレルギー対応やヘルシー志向といった現代のグローバルなトレンドにも合致している」と指摘する。
日本の食品輸出産業全体にとっても、柿の種の成功は大きなモデルケースとなっている。ローカライズ戦略と伝統の製法を両立させながら海外市場を開拓するアプローチは、他の和菓子や米菓メーカーにとっても貴重な道標だ。単なる一過性のブームではなく、持続可能なグローバルビジネスとしての土台が今まさに構築されつつある。