気になる予算の目安だが、島の南部にあたる南あわじ市や中部の洲本市、北部の淡路市とで傾向が分かれる。築30年〜40年程度のリノベ前提となる古民家クラスであれば、500万円から1,200万円前後が中心帯だ。一方で、海が見える高台や状態の良い物件は1,500万円から2,500万円近くまで跳ね上がるケースも目立つ。大手ポータルサイトのSUUMOやLIFULL HOME'Sで条件検索をかけると、一見すると数多くの物件が並んでいるように映る。
しかし、実際に現地で取材を進めると意外な事実にぶつかる。ネット上に公開されている情報の多くは、すでに問い合わせが殺到しているか、あるいは立地条件に極端な癖があるケースも少なくない。不動産業界の関係者は「条件の良い平屋は、ポータルサイトに載る前に買い手が付いてしまうのが実情」と明かす。市場に出る前の新鮮な情報をいかに掴むかが勝負の分かれ目となっている。