世界最大級のスケールで観客を圧倒し続けているのが、港区天保山にたたずむ海遊館だ。館内の中央にそびえ立つ深さ9メートル、水量5,400トンの巨大水槽「太平洋」では、悠然と泳ぐジンベエザメをはじめ、群れを成す魚たちがダイナミックな水中世界を創り出している。旅行口コミサイトのトリップアドバイザーでもアジア屈指の水族館として世界的評価を獲得しており、そのスケール感はまさに本物だ。
一方で、吹田市の万博記念公園エリアにある「ニフレル」は、まったく異なるアプローチで人々を魅了する。水族館や動物園、美術館の垣根を取り払った体感型ミュージアムとして設計されており、水滴が描き出す光のアートや、柵のないエリアで放し飼いにされた動物たちを間近で観察できるのが最大の特徴だ。大迫力の壮大な展示を楽しみたいなら海遊館、感性を刺激される至近距離の没入体験を求めるならニフレルと、目的に応じて選択するのが賢明だ。