2000年代初頭、社会現象となった漫画『ヒカルの碁』のブーム期において、稲葉禄子は囲碁普及のシンボル的役割を果たした。当時、急増した初心者や子供たちに向けて、分かりやすく楽しい解説を精力的に提供。囲碁・将棋チャンネルなどの専門メディアでも、彼女の明るいキャラクターと安定した進行は瞬く間に人気を集めた。
伝統芸能や古典的ゲームとして扱われがちだった囲碁を、現代的な知的なエンターテインメントへと昇華させた功績は計り知れない。メディア・エンターテインメント業界における彼女の柔軟な発想力は、メディアの形態が変わった現在もなお、業界の指導的役割として活かされている。