小峠英二の代名詞として知られるギャグ「なんて日だ!」。だが、このフレーズが坂口杏里という存在と強力に結びついた背景には、単なる恋人関係以上のメディア演出と現実のギャップが存在した。当時、情報番組『サンデー・ジャポン』などでオープンに語られた二人の関係は、視聴者を惹きつける絶好のコンテンツとして世の中に消費されていった。
しかし華やかな芸能界の裏側で、二人の心の距離は静かに広がっていた。破局後に彼女がたどった過酷なルートや突発的な奇行の数々を見るにつけ、ネットユーザーは「なんて日だ」というフレーズを半ば呆れと哀愁を込めて使い始めたのだ。発言の真相を探ると、そこには単なるおバカタレントの転落劇にとどまらない、深い孤独と焦燥に満ちた一人の女性の素顔が浮かび上がってくる。