豆腐自体は超優良な低糖質食材だ。にもかかわらず「豆腐を食べた後に血糖値の上昇が見られた」という事態が起こる背景には、明確な3つの原因が存在する。
1点目は「調味料の罠」である。冷や奴にかける市販のめんつゆ、甘口の醤油、あるいはポン酢。これら市販調味料には果糖ぶどう糖液糖や砂糖が大量に隠されており、豆腐の低GI特性を一瞬で打ち消してしまう。
2点目は「空腹時の速食い」だ。空腹の状態で甘みの強いタレがかかった豆腐を急いで口に運ぶと、タレに含まれる単糖類が真っ先に小腸へ到達し、一時的な血糖値スパイクを引き起こす。
3点目は「加工豆腐への誤解」である。厚揚げや油揚げ、あるいは市販のごま豆腐や玉子豆腐。これらは油脂の酸化や、粘りを出す増粘剤・砂糖の添加によって、純粋な豆腐とは全く異なる代謝負荷を身体にかける。ヘルシーというイメージだけで選ぶと、想定外の糖質を体内に取り込む結果となる。