せっかくの鑑賞体験も、座席選びで失敗しては台無しだ。1,304席を誇る大ホールは、傾斜が適度でどの位置からでもステージが見通しやすい設計となっている。特に1階席の中央ブロック8列目から15列目付近は、音響バランスと視界の迫力が最も高次元で調和する「ゴールデンゾーン」だ。
一方で、2階席の最前列はステージ全体を見下ろすダイナミックな画角が得られるものの、手すりの位置によって舞台前方が一部視界に入る場合がある。演劇やダンスなど舞台上の足元の動きが重要な演目では、1階の中央からやや後方の座席を指定するのが無難だろう。中ホール(310席)は演者との距離が非常に近く、客席後方からでも演者の表情変化まで肉眼で捉えられる濃密な空間が魅力となっている。