医学的アプローチにおいて最も広く用いられる国際指標がボディマス指数 (BMI)である。これは体重(kg)を身長(m)の2乗で割って算出される。日本肥満学会 (JASSO)が定義する統計上最も病気にかかりにくい「標準体重」はBMI 22だ。
仮に身長165cmの人物で計算してみよう。JASSOの基準による適正体重は約59.9kg(BMI 22)であるのに対し、「身長−110」の数式をあてはめると55kg(BMI 20.2)となる。この約5kgの乖離こそが、医療現場が懸念を寄せるポイントだ。美容業界で重宝される痩せ型数値は、医学的には「低体重(痩せ)」の境界線すれすれに位置している。