現在の清涼飲料業界を見渡せば、機能性表示食品やトクホ(特定保健用食品)が棚の大部分を占めている。だが、その潮流の基礎を築いた功労者こそが、サントリーホールディングス株式会社が展開した一連の健康志向ドリンク群であったことは疑いようもない。
栄養補給という堅いテーマを、ポップカルチャーと融合させてエンターテインメントへと昇華させた手法は、その後の清涼飲料業界におけるマーケティング戦略を劇的に変化させた。ただ体に良いだけではなく、飲むこと自体を楽しませるスタイル。このイノベーションがなければ、現在の機能性ドリンク市場の発展は数年遅れていたかもしれない。