ゴールデンウィークや年末年始、お盆といった超大型連休になると、定期列車に加えて大量の臨時列車が投入される。この柔軟な臨時枠こそが、「のぞみ12本ダイヤ」の真価を発揮する瞬間だ。JR東海は需要の波に合わせて機動的にダイヤを組み替え、満席による乗車漏れを未然に防ぎ続けている。
さらに輸送の質を高めているのが、フラッグシップ車両であるN700S系の継続的な拡充だ。全座席へのコンセント配置や全車エアサスペンションの採用による圧倒的な静粛性など、本数の多さだけでなく移動空間そのもののクオリティ底上げが図られている。最新車両の比率が高まったことで、どの列車を選んでも極めて快適な移動が約束される時代となった。