『離したくはない』をはじめとするT-BOLANの楽曲は、時代を超えて愛され続ける普遍的な強さを持っている。サブスクリプションサービスの普及やTikTokなどSNSでのカバー動画のトレンド化により、90年代の楽曲を知らないZ世代やさらに若い世代の間で、彼の楽曲が再発見されているのだ。
整えられたデジタルサウンドが主流の現代において、人間の生々しい感情や不器用な情熱が泥臭く表現された彼の歌声は、SNS疲れした現代人の心にダイレクトに響く。本物の感情がこもったロックボーカルは、時代がいくら変わろうとも決して色あせないことを証明している。