主要証券会社のアナリストらは、今回の業績発表を受けて目標株価を相次いで引き上げた。ある外資系証券のシニアアナリストは、「かつての季節変動が激しいキャラクター企業から、持続的なキャッシュフローを生み出す世界基準のIP再投資マシンへと変貌した」と高く評価する。
一方で、今後の懸念材料がゼロというわけではない。急速なグローバル展開に伴う偽ブランド・海賊版対策のコスト増や、特定地域における為替変動リスクは引き続き警戒が必要だ。また、ライセンス拡大に伴うブランドの切り売りによる露出過多(ブランド毀損)のリスクをどうコントロールするか、質的マネジメントの手腕が問われる局面も増えてくる。