長年、日本のお茶の間の象徴であり続けたNHK紅白歌合戦の顔ぶれも、今やかつてとは様変わりしている。テレビ出演を一切行わないストリーミング発のアーティストや、VTuber、海外で絶大な人気を誇るダンス&ボーカルグループがごく自然に大トリ付近を飾る時代になった。マスメディア主導の流行形成から、アルゴリズムとSNSによる草の根の共感形成へ。メディアの主権は完全に移り変わっている。
日本レコード協会が公表する最新データを見ても、ストリーミングによる売上収益がフィジカル(CD・アナログ盤)市場を凌駕し、デジタル主導の成長曲線が定着したことが明白だ。しかし興味深いことに、ファン層によるアナログレコードの買い直しや限定盤CDの所有価値も再評価されている。グローバルなデジタル配信で世界中の耳を集めつつ、国内ではコアな体験価値を提供するハイブリッド構造。伝統と革新を飲み込みながら進化を続けるこの柔軟性こそが、日本の音楽シーンが開く新しい未来の扉となるはずだ。 (出典: jpop 歴史(Yahoo!ニュース))
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