店内に一歩足を踏み入れると、どこか懐かしくも上品な洋館の雰囲気が広がる。明治時代の文明開化を象徴する「横浜馬車道」の街並みやモダン浪漫をモチーフにした内装は、日常から少しだけ離れた特別な外食体験を演出している。
レンガ調の壁面、落ち着いた色調の木製家具、そしてスタッフが身にまとうレトロモダンなユニフォーム。こうした世界観の統一が、単なる「食事の場」を超えた心地よい滞在時間を作り出している。低価格競争に陥りがちなカジュアルレストランの領域で、情緒的な付加価値を提供し続けるポジションは極めてユニークだ。