日本格闘技界の黄金期を語る上で欠かせないのが、2004年12月31日に開催された『K-1 PREMIUM 2004 Dynamite!!』での魔裟斗戦です。K-1 MAXの世界王者であった魔裟斗に対し、総合格闘家であるKIDが立ち技打撃ルールで挑むという異種対決は日本中を熱狂させました。
試合開始直後の1ラウンド、KIDは電光石火の左フックで魔裟斗から先制のダウンを奪取。最終的に判定負けを喫したものの、体格差をものともせず真っ向勝負を挑んだ姿はファンの脳裏に焼き付き、関東地区のテレビ中継で瞬間最高視聴率31.6%(ビデオリサーチ調べ)という驚異的な数値を叩き出しました。
さらに語り継がれるのが、2006年5月3日の『HERO'S 2006』で行われた宮田和幸戦です。シドニー五輪代表の実力者・宮田を相手に、ゴングと同時にダッシュしたKIDは跳び膝蹴りを一閃。わずか試合開始4秒でレフェリーストップを呼び込み、総合格闘技史における最短KO記録のひとつとして今なお世界中のハイライト動画で再生され続けています。