あの騒動の本質は、単なる「人気アイドルの熱愛」に対する嫉妬ではなかった。ファンが最も拒絶反応を示したのは、有料ブログという閉ざされた空間で展開された「隠されたメッセージ」の存在である。
嵐のCDやグッズが背景に写り込んだ写真、二宮の愛読書や趣味のゲームを連想させる記述。これらは、ファンが彼らを支えるために投じた時間とお金が、間接的に交際相手の自己顕示欲を満たすために使われているのではないか、という疑念を生んだ。直接的な交際宣言よりも、曖昧に「匂わせる」行為こそが、ファンのプライドと忠誠心を最も深く傷つける結果となったのだ。