ミュージカル『刀剣乱舞』における大倶利伽羅は、ただ荒々しいだけではない、複雑な内面を抱えた刀剣男士として描かれています。この難役に命を吹き込み、初演時から圧倒的な支持を集めているのが俳優・牧島輝です。
ファンや舞台関係者の間で特に高く評価されているのが、その卓越した歌唱力と表現力です。感情を激しく昂らせるロックナンバーから、切なさを滲ませるバラードまで自在に歌いこなす歌唱技術は、刀ミュカンパニーの中でも屈指のレベルを誇ります。左腕に刻まれた倶利伽羅龍王の彫り物を背負い、鋭い眼光と重厚な殺陣で魅せる立ち回りは、まさに「大倶利伽羅そのもの」と称賛されてきました。
なお、舞台『刀剣乱舞』(刀ステ)では猪野広樹や鮎川太陽が同役を演じていますが、ミュージカル『刀剣乱舞』の歴代キャストとしては牧島輝ただ一人です。キャスト変更を経ることなく、一人の俳優が一貫して役を育て上げてきたからこそ生まれる説得力が、観客の胸を強く打ち続けています。