Q1:芦沢央作品は「後味が悪い(イヤミス)」と聞きますが、初心者でも読めますか?
A1:人間の暗部を描く緊迫感はありますが、単なる悪意の垂れ流しではなく、物語の結末には人間の尊厳や救い、深い納得感が用意されています。陰惨すぎる描写が苦手な方は、まずは連作短編の『雨の降る日は学校に行かない』や『神の悪手』から手に取るのがおすすめです。
Q2:芦沢央の経歴やプロフィールについて教えてください。
A2:1984年東京都生まれ。千葉大学文学部史学科を卒業後、出版社勤務などを経て、2012年に『罪の余白』で第3回野性時代フロンティア文学賞を受賞し作家デビューを果たしました。吉川英治文学新人賞や日本推理作家協会賞の候補に名を連ね、直木賞候補にも複数回選出されるなど、確固たる地位を築いています。
Q3:映像化(ドラマ化・映画化)されている代表的な作品はどれですか?
A3:2015年に映画化された『罪の余白』(内野聖陽主演)が最も有名です。また、短編小説のいくつかも単発ドラマやオムニバス形式の映像企画の原案として取り上げられるなど、映像関係者からも非常に高い注目を集めています。