時計の針を巻き戻せば、彼女の育児スタイルに対する世間の目は決して優しいものばかりではなかった。ブログを開設した当初、些細な料理の盛り付けや日常の切り取り方一つでネット上が炎上した時代を覚えている人も多いはずだ。「若いママ」に対する偏見や厳しい視線が絶え間なく注がれていた。
だが、彼女は決して投稿をやめなかった。毎朝の弁当作り、泥だらけの服の洗濯、学校行事への全力参加。15年以上の歳月をかけて愚直に「母としての仕事」を積み重ねることで、かつてのバッシングを完全に沈黙させた。今回の快挙に対する圧倒的な称賛は、彼女自身が己の行動で勝ち取った誇り高き勲章と言える。